リモートワークを始め、人とのコミュニケーションを、チャットやWeb会議システムで行うようになり、気付いた事があります。それは、人には大別すると二種類の思考方法をするタイプが存在するって事です。
これは、驚くべき気付きでした。以前から何故、話が上手く伝わらないのだろうと悩む事が多かったからです。説明方法が悪いからかな?って、色々、説明資料を工夫したり、説明方法を工夫したりしていたのですが、結果に大きな手応えは感じられませんでした。その原因が、自分なりに判明した気がしたので、それについて触れていきたいと思います。(ただ、これが事実かどうかは、不明です)
イメージ化(映像・画像化)しながら思考したり話しを聞くタイプ
私がこのタイプなので、先に、このイメージ化思考タイプから説明させて頂きます。
自ら考えをまとめる場合の思考方法
私の場合、何かを思考する時、いつも、その思考する最終系の完成図的な物を映像(画像)として思い浮かべながら、そこに辿り着くまでの方法等を、ステップ毎に考える思考方法になっています。
なので、その結果を資料にまとめるのは、早いのですが、その結論が出るまでが、長くかかる時があります。時には、食事をしている時に解決策が浮かんだり、寝てる時に夢で現れたり、お風呂に入ってる時に思いついたりと色々です。恐らく、一人でリラックスできている時に、ふわっと浮かんできてるのだろうと想像しています。いずれにしても、イメージ化をしながら思考しているって感じです。
資料説明を受ける場合の思考方法(聞き方)
私の場合、説明等話を聞くときも、イメージを描きながら聞いています。時には静止画の場合もありますし、動画の場合もあります。無意識のうちに選択しているようです。なので、後から振り返る時、そのイメージを思い出し、「あぁ、あの時言ってた」。って感じで思い出すケースが、良くあります。
ただ、この聞き方の欠点は、私だけかもしれませんが、あまりにもイメージに固執するが余り、イメージが湧かない場合、話が先に進んで聞き漏らしているケースもあります。
イメージ化しない方法で、思考したり話しを聞くタイプ
こちらのタイプは、私の想像でしかありません。その点、ご承知頂ければ幸いです。
自らの考えをまとめる場合の思考方法
正直言って、私には良くわからないというのが真実なのですが、恐らく、想像ですが、文字を主にした思考方法で、考えをまとめ上げられているように想像しております。違ってたら、ごめんなさい。
資料説明を受ける場合の思考方法(聞き方)
こちらも、正直言って、私には良くわからないというのが真実なのですが、恐らく、文字や文章や説明事項に集中し、読み漏らしや聞き漏らしがないよう、集中して視聴されていると思われます。
なので、暗記が得意な方は、非常に内容を正しく細部に渡って記憶されているのだろうと想像しております。
双方のタイプが、話し合った場合、噛み合うか否かの問題
最近気付いた事なのですが、イメージ化タイプとそうでないタイプが話し合った場合、その事を理解した上で話し合わないと、話の内容が正確に伝わったかどうか、疑問視されるケースがあると思っております。
それは、過去の説明済み案件の話になったとき、全く相手が覚えていないってケースがあるからです。出社してる頃なら、伝わっていないなって思うと、紙に絵を書いて説明したりし出来たのですが、在宅勤務体制になり、そこまでの手厚い個別説明が困難になったからでもあると想像しております。
いずれにしても、この問題は、非常に悩ましい問題であり、永遠のテーマなのかもしれないと思っております。
まとめ
リモートワーク(ハイブリッド勤務含む)を行う場合、双方一長一短があるだけに、個々人の思考方法を理解した上で対応しないと、理解度の違いや見解の不一致といった事に悩まされる事になると思います。また、その対策も、しっかり検討し、整備しておく必要があると考えております。
要は、大事な説明をする時は、資料を作成し、その資料の保管場所を定め共有し、いつでも見れる仕組みを整えておくべきと考えております。