リモートワークと必須インターネット整備

リモートワーク
記事内に広告が含まれています。

 今回は、リモートワークに必要不可欠となる、自宅のネット環境について、触れさせて頂きます。
 結論を先に述べさせて頂きますと、光ケーブル回線一択になると思います。

我が家のネット環境の変遷

リモートワーク開始当初のネット環境

 リモートワークを始めた2020年3月当初、我が家のネット環境は、光ケーブル回線戸建て1Gの環境でした。
 Wi-Fi環境については、Wi-Fi5に対応したルーターを2階の自室に設置し、各部屋のWi-Fi環境として利用していました。この環境でも自室で作業する場合は、スピード的に問題無く作業ができるのですが、一階で作業を行う場合、場所によってはWi-Fi電波が弱くなり、LANケーブルが必要になるケースがあるなど、今後Wi-Fi接続機器が増える事を想定すると、心許ない環境になったであろう事に気付く良い機会となりました。

ネット環境の強化対策

 上記の体験を踏まえ、考えた改善策が、二つありました。それを下記に紹介させて頂きます。

Wi-Fi中継機を設置する方法

 この方法は、最初に思い付いた方法なのですが、2階の自室に設置しているWi-Fiルーターとは別に、Wi-Fi中継機を1階に取り付け、中継機からWi-Fi電波を飛ばし、1階でもWi-Fiを利用しやすくする方法です。
 この方法を色々調べているうちに分かった事なのですが、2階でWi-Fi電波を接続したまま1階へ移動すると、利用機器が接続している電波はずっと2階の電波と接続されたままで、1階の中継機の電波に自動で切り替わらないという事実を知りました。この事実を知った時、あれ?、これって、1階で中継機のWi-Fiを利用しようとすると、一度Wi-Fiを切り、中継機のWi-Fiへ再接続する事になり、利用シーンによっては、Wi-Fi中継機を設置した意味がなくなるケースがあると思いました。
 そのような経緯もあり、私は、このWi-Fi中継機方式は、選択しない事にしました。

Wi-FiをメッシュWi-Fiに変更する方法

 上記、Wi-Fi中継機の事を調べている時、最新のWi-Fi規格が「5」から「6」へ上がっている事を知りました。それと、リモートワークで利用するなら、公衆Wi-Fiで利用されている「メッシュWi-Fi」って方法が良いって事も知りました。
 そこで、Wi-Fi環境を整備するなら、メッシュWi-Fi機器を導入し、親機と子機のセットで2階と1階に設置する事にしました。
 このメッシュWi-Fi機器を2台設置すると、どのような効果があるかというと、2階でWi-Fi接続した機器を使いながら1階へ移動しても、移動中いずれか強いWi-Fi電波へ自動的に切り替わり、Wi-Fi電波が届いている場所であれば、切断される事なく、最適なWi-Fi電波を利用できる事になります。さらに、メッシュWi-Fiなので、家の中を網の目のように電波が飛んでる事になり、接続機器も安定して使用できるので、戸建て等には最適のWi-Fi環境となっています。
 結果、私が選んだメッシュWi-Fiルーターは、NECのAM-AX1800HPという機器の2台セットで、Wi-Fi6対応となっています。設置後の環境は、非常に満足いく状況となっており、どの部屋でも、しっかり電波が飛んでいる状態なので、どの部屋へ移動してもリモートワークが可能になっています。

その他注意すべき事項

 上記、私の家の状況を紹介させて頂いたのですが、あくまでも光ケーブル回線を引いている事が、条件となっております。これは、戸建てでもマンションのような集合住宅でも同じです。
 これに対し、4Gや5Gなどの携帯キャリアが提供しているモバイル回線を利用する場合は、日頃のプライベート利用なら良いとしても、常時、仕事になどに使用する場合は、通信の安定性に問題が出るケースがあるようです。現に、私の職場でも、数名、ポケットWi-Fiでリモートワークをしている人がいますが、業務に支障が出て、会社へ出社しているケースもあります。
 今後、リモートワークを希望される方は、自宅に光ケーブル回線の環境を用意されておく事を強くお勧めします。

まとめ

 結論として、モバイル回線スピードが速くなったとはいえ、まだまだ現状では、光ケーブル回線の方が、安定性やスピード面から優位だと思います。これから、さらに自宅の家電類がネットに接続されるようになってくると尚更です。
 また、リモートワークをされると必然的にネットスキルも向上します。そうなると、より速い回線スピードや安定性を追求されると思われるので、自宅のWi-Fi環境と合わせて、再考されても宜しいかと思います。

タイトルとURLをコピーしました