リモートワーク下の年度末決算作業

リモートワーク
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 今回は、リモートワーク開始後3回目となる年度末決算作業について記載させて頂きます。
この作業は、年4回ある四半期決算とほぼ同様なのですが、締切日までの曜日の関係にかなり影響を受ける作業となっております。
 いずれにしても、完全出社時と比べると、自宅で作業できる為、肉体的疲労も軽減され作業時間の確保も容易になるなど、リモートワーク導入のメリットは、かなり大だと考えております。

完全出社時の年度末決算作業

 この頃の年度末決算作業は、平日・休日を問わず、職場でないと作業が出来ない為、出社が前提になっており、朝から夜まで残業付きで1週間程度作業に没頭しておりました。今から振り返ると体力勝負の毎日でした。作業効率も体の疲れに比例し日々低下しており最後は気力で頑張るって感じでした。この作業を年4回実施しておりました。
 今から思うと、良くやっていたなって感じですが、職場でしか作業が出来なかったため、ある意味諦めもあったと思います。

リモートワーク開始後の年度末決算作業

 リモートワークになってからは、決算期の作業も自宅で対応可能にしているため、通勤不要で作業に集中出来るようになり、出社時と比較にならないほど、作業効率はアップしていると実感しております。
 唯一の課題は、作業スキル及びパソコンスキルが一定以上ないと、一人での環境になるため、作業効率が落ちるケースがあるという事です。
 その為、それをフォロー出来る仕組みを構築しておく事が必要になります。

双方の比較表

出社勤務とリモートワークの比較
区分 リモートワーク 出社勤務
メリット ・通勤が不要になり作業時間が増える
・通勤が不要になり体力消耗しない
・平日と休日を意識せず作業に集中し易い
・自分のペースで作業ができ、ストレスや疲れが溜まりにくい
・作業結果をデータで可視化しやすく、相互応援が容易
・スキル不足の人をカバーし易い
・紙ベースの作業が多いため、パソコンスキルの影響を受けにくい
デメリット ・スキル不足の場合は、作業効率が下がる傾向が大
・パソコンスキルが無いと作業効率が下がる
・通勤で作業時間が割かれる
・通勤で体力を消耗する
・平日と休日出勤時のモチベーションの差が大きい
・他のメンバーを意識しながら作業する必要があり、自由度が下がる
・申告がないと、作業詰まりを把握し辛い

まとめ

 上記に記載したとおり、リモートワークにおいても、作業方法を整えるだけで、作業効率や体力面で大きな差が生まれ、タイトな作業日程であっても、容易に時間を調整しながら、乗り切れる事を証明できました。
 これは、大きな収穫となっております。それに、高年齢化しても、集中力を持続しやすくなっていることも大きな収穫であり、驚きでした。大きな原因は通勤が不要になり、体力的にも時間的にも余裕が生じたことが大きいと実感しております。
 同じ経理作業をされている皆さんも、是非、リモートワーク仕様に仕事を整備し、作業効率のアップを図られることを推奨します。

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