今回は、リモートワークが導入されてから、休暇を取得した場合、どのように変化があったかについて触れさせて頂きます。
結論を先に述べさせて頂きますと、職場が自宅になったことにより、休暇の過ごし方には、少し工夫と割り切りが必要になるということです。その理由等については、下記に説明させて頂きます。
完全出社時代の休暇の過ごし方
この頃の休暇の過ごし方は、「仕事=職場」、「休暇=自宅」という線引きが明確にあり、割り切った過ごし方が出来ていたと思います。
休暇の取得目的は、私の場合、疲れた心身の休息、家族サービス、レジャー、平日しか出来ない用事などでした。
リモートワーク下の休暇の過ごし方
休暇取得の容易さ
リモートワークの開始に伴い、前月末までに部内社員の勤務予定(勤務・休暇など)を1ヶ月分入力するルールにし、勤務予定を可視化したため、休暇等の取得日も決めやすくなりました。これは、良い副次効果だったと思います。リモートワークを導入されている方は、是非、導入をお勧めします。
休暇の過ごし方
リモートワークが開始された後の休日の過ごし方は、基本的には、完全出社時と同じなのですが、仕事場が自宅になった事により、以前と変わった事もあるので、その点について、初期の頃とある程度経験を積んでからの頃に分けて、触れさせて頂きます。
初期の頃
大きく変わった事は、仕事を自宅でするようになった事により、休日でもメールやチャットの確認が可能になるので、その気になれば、仕事の状況が把握できるようになった事です。これにより、暫くの間、休暇を取っているのに仕事が気になりメールやチャット等をチェックする事もしばしばで、慣れるまで、何のために休暇をとっているのかと思う事がありました。この現象には要注意です。
要は、割り切りが非常に大事になるという事です。リモートワークの開始に伴い、作業を可視化した事が、ここまで影響するのかと驚いた出来事でもありました。
ある程度経験を積んでから
リモートワークをある程度経験を積んでからは、休暇取得時は割り切りが必要との考えが芽生え、能動的に確認する事を止めるようにしました。すると、過ごし方にも余裕が持てるようになり、気持ちの余裕も出来たと思います。
まとめ
上記に記載しましたように、完全出社の頃とリモートワークが始まってからでは、当初、不慣れもあり、休暇時の過ごし方を戸惑う場面もありましたが、これは、個人差や割り切り等により、解決できる問題であると思われます。
リモートワーク下では、公私の切り分けが曖昧になる可能性があるので、その辺りの気持ちの切り替えに気を付ければ、何ら変わらぬ休暇を過ごせるというのが、私の経験からの思いです。